TOPICS 第1回 難燃化技術の最近の動向 |
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難燃化機構 |
代 表 例 |
(1)気相 |
1)ハロゲン化合物,リン化合物によるラジカルトラップ効果 |
(2)固相 |
1)リン化合物によるチャー生成 |
表-2 難燃剤の最新動向と製造メーカー,
種 類 |
技術動向 |
製造メーカー |
ハロゲン系 |
WEEE,RoHSの可決によるPBB,PBDE(penta,octa)の使用禁止,その他使用可 |
GLC,DSBC,アルベマール日本,東ソー,マナック,日宝化学,三井化学ファイン,ジャパンエポキシ,三菱ガス化学-GLC,第一エフアール,帝人化成,大日本インキ化学,坂本薬品,東都化成,日立化成,日本化薬,旭化成エポキシ,オキシデンタルケミ,味の素ファインテクノ |
リン系 |
現用難燃剤 |
大八化学,旭電化,第一エフアール,GLC,アルベマール日本,三井化学ファイン,味の素ファイン,日本化学工業,燐化学,クラリアント,三光,四国化成 |
無機系 |
現用難燃剤 |
日本精鉱,山中産業,東湖産業,鈴裕化学,三井化学ファイン,味の素ファイン,GLC,第一エフアール,昭和電工,住友化学,日軽金,神島化学,三和ケミカル,日産化学,協和化学,堺化学,アルベマール |
その他 |
1)シリコーン化合物 |
東レダウ,信越化学,東芝GEシリコーン,チバスペシャリティケミカルズ,三和ケミカル,DSMジャパン |
表―3 今後研究したい難燃化機構
種 類 |
例 |
気相における難燃化機構 |
臭素化合物+金属酸化物系の難燃効果の温度特性 |
固相における難燃化機構 |
リン化合物の構造とチャー生成効果 |
低発煙化機構 |
ポリマー構造と発煙性,発生ガスの関係 |
ナノコンポジット難燃系 |
ナノフィラーの種類,量,分散性,挿入有機化合物 |
新規相乗効果 |
遷移金属化合物,無機硫黄化合物,アルカリ金属化合物,アルカリ土類金属化合物,各種有機勤続化合物 |